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わたしが一番きれいだったとき
街々はがらがらと崩れていって
とんでもないところから
青空なんかが見えたりした
わたしが一番きれいだったとき
まわりの人達が沢山死んだ
工場で 海で 名もない島で
わたしはおしゃれのきっかけを落としてしまった
わたしが一番きれいだったとき
誰もやさしい贈り物を捧げてはくれなかった
男たちは挙手の礼しか知らなくて
きれいな眼差だけを残し皆発っていった
茨木のり子作「わたしが一番きれいだったとき」の前半部分ですが、夏が来るとこの詩を読み返す。
８月はテレビも特番などで平和を考える企画が多くなる。しかし、今年の夏は、平和の対極にある戦争について考えている。
二つの原爆で２０万人命が奪われた、広島、長崎に７０年目の原爆の日がやってきた。
写真はありません。練習のために投稿します。
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