法律合同分会ブログ

私たちは、「全国一般労働組合・神奈川地方本部」に加盟して、法律関連職場に働く人で構成している労働組合です。仕事の事、労働条件の事、職場の人間関係やこれからの生活の事まで、様々な問題について情報交換をして互いに協力しながら解決を目指しています。

10/8・9 第46回法律事務員全国連絡会 in弘前

第46回全国交流会in弘前 行ってきました!
 10月8日(土)、9日(日)、法全連全国交流会が青森県弘前市にて開催されました。全国22地区から総勢105名が集結し、事務員ならではの悩みや仲間づくり、日常業務のやり方等々交流を行いました。
 弘前市の事務員さん15名で実行委員会を立ち上げ、当初から準備を行ってくださいました。もともと青森県には弘前市青森市八戸市に事務員会があるものの、弘前市の事務員会は年に数回の飲み会がメイン活動、青森市の事務員会は休眠状態、八戸市の事務員会も年に数回の活動、ということで、実行委員会の方々は、本当に開催にこぎつけるのか不安な気持ちで始めた、とおっしゃっていました。
 終わってみれば、青森県内から40名もの参加者があり、組織がない、と事前情報があった青森市からも12名の参加があり、大変な底力を感じました。交流会が、青森県内の事務員さんの横の繋がりに役立ったら素晴らしい、と思います。

 全体を通してみると今回は、「事務員教室」という分科会を試みたことが例年と異なります。昨年の日弁連の業革シンポをうけて、改めて、「業務研修の充実」、「いい仕事のための働き方の研究」が必要であると感じ、「事務員教室」と題して分科会を企画しました。具体的には、
  ①「仕事に活かすIT~事務の効率化を図ろう」
  ②「心と体の健康のために~メンタルヘルスと自力整体」
  ③「ビギナー研修~新人さんいらっしゃい」
  ④「日常業務研修~職の交流(認定試験を解いてみよう)」
  ⑤「上級研修~職の交流(成年後見上級編と実務交流)」の5つです。
 私自身は「日常業務研修」に参加し、認定試験のうち抜粋した6問の解説をしたり、交流会の座長を努めましたが、そのうちのひとつの意見で「研修は何のためにするのか?」というものがあり、みんなで考えました。
 「自分のスキルアップのため」「自分の身を守るため~切られる順番を遅くするため」「必要性を感じない(仕事で要求されない)」「依頼者のため」「弁護士のため」等々、たくさんの想いを聞き、私は、これまで業務をする上で必要だから、としか考えていなかったので衝撃を受けました。
 特に、「私は、研修をうけないとできないような仕事は任せてもらえない。その状況で費用と時間をつかって研修をうけるモチベーションをどう上げていけばいいのか」という意見には、なるほどな、と共感し、地域や事務所によって私たち事務員の仕事が大きく異なることを肌で感じました。どんな仕事をどの程度やるかはさておき、仕事へのやりがいは大事なことで、そのための「職の確立」がやはり重要であることを再確認しました。
 全体会では、札幌から「ビギナーテキスト(身分証明書と同時に新人事務員向けに無償配布)」の紹介がされ、“全国で広げてほしい”と力強い報告があり、また熊本から義援金のお礼とまだまだ深刻な状況が続いている熊本の現地報告がされました。分会のみなさんからも多くのカンパを頂きありがとうございました、とお礼の言葉を頂きましたのでご報告します。
 夜は、恒例の懇親会で大盛り上がりでした。今年は青森県開催ということで、青森のお酒(「豊盃」「陸奥八仙」)やりんご、南部せんべい等がならび、それらを口に運び、また輪になって踊り、にぎやかにたくさんたくさん交流してきました。

f:id:houritu-goudou:20161113212835j:plain

f:id:houritu-goudou:20161123212113j:image

f:id:houritu-goudou:20161113212652j:plain

f:id:houritu-goudou:20161113212756j:plain

 

 

法律事務員全国連絡会とは↓↓↓

houzenren.com