コロナ禍【とある事務所の日常】
昨年よりコロナの大変な状況の中、通常の生活が送れない毎日になっています。
法律事務所は個人のプライバシーを扱う関係上、簡単にリモートというわけにもいかず多くの事務所で対応に苦慮されていることと思います。
私たち分会員所属の事務所でもコロナ対策で様々な取り組みをしています。
一例としてご紹介します。
まず、相談者・依頼者の方には受付で手指の消毒、検温の機械での検温をお願いし、37.5°以上の熱のある方は打ち合わせ日程を再調整させてもらっています。
これは所員も同様で、朝検温をして熱がないか確認をしています。
37.5°以上の方はほとんどいませんが、いた場合のために入り口前に椅子を設置しておき、そこで少し休んでいただいたのちに再度検温をするようにしています。
相談者の方にはマスク着用を徹底してもらい、万が一のために配布用のマスクも配置しています。
相談室は換気のために窓をあけ、接触を減らすためにお茶も出していません。
未だに寒い時期ですし換気については気になるので相談の方には「換気のために開けていますが、寒かったらおっしゃってください」と付け加えるようにしています。
相談終わりにはテーブル・ドアノブは消毒しています。
受付・相談室はもちろん各人の机の間にもアクリル板を設置しています。
依頼者との打合せでアクリル板越しの会話は意外に話づらいものですよね。
書類のやりとりや書類説明など結局アクリル板のないところでやらざるを得ないので出来るだけ簡潔にするように心がけています。
時間外の大きな縛りはありませんが、弁護士・事務職員を含めた所員全員、大人数の飲み会や昼食は出来るだけ控え、外出から帰った際には手洗いうがいを徹底しています。
事務所での会議などはほとんどがZOOMになりました。
私たち分会の集まりもほとんどがZOOM。
わざわざ会場に行かなくても意思疎通が出来る便利さと、やはり重要なことは顔をつきあわせてやりたいオールドタイプの気持ちと複雑です。
とはいえ、コロナ禍が収まってもみんなで集まる機会は減るんだろうなぁと思っています。
e裁判の促進もありこういったことにも対応できるスキルは必須になってくるのでしょうね。